【第15話】 ホーリーナイトとは、どんな夜のことを意味しているのでしょう?
ホーリーナイト holy night について考えます。
この言葉も、クリスマスシーズンに耳にする単語かと思います。
日本では、クリスマスになると、
町中がイルミネーション illumination =「照明」で飾られ、恋愛、デート、プレゼントなどを連想しますが、もともと、
クリスマス Christmas とは、イエス・キリストの生誕を祝う日、
つまり、キリスト教にとって「聖なる」日です。
夜になると、教会に集まり、キャンドル candle =「ろうそく」を灯し、
牧師( = minister)のお話を聞いて身を清める夜、
まさに、このような夜のことを、ホーリーナイト holy night
「聖なる夜」と言うのです。
従って、 holy とは「聖なる」の意味です。
さて、同じ意味を持つ単語に、 sacred や divine があります。
sacred [セイクラッデゥ]
divine [ディバイン]
また、「聖なる」の反意語としては、
「俗なる」「世俗の」= secular [セキュラー] があります。
更に、holy に関連する単語を見ていきます。
holy は「聖なる・神聖な」の意味ですが、キリスト教徒たちは、
この聖なる日を教会でお祈りするために、休みにしたのです。
それが、holy day
つまるところの、 holiday =「休日」です。
といっても、これは1日だけの休暇。
長い休みは、バケーション vacation 。
有名な映画で「ローマの休日」というのがありますが、
英語でいうと、 Roman holiday 。
貴族の御姫様が、たった1日だけ、窮屈な生活から抜け出し、
新聞記者の男性と恋に落ちローマの街に遊びに出かけるといったお話です。
従って、その題名が Roman vacation ではなく、Roman holiday となっていて、それは、
たった1日だけの休みだからです。
また、聖なる日に教会で歌う歌のことを「讃美歌」といいますが、
これも関連語として一緒に覚えるとよいと思います。
「讃美歌」は hymn です。ちなみに「彼」= him と同じ発音です。
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